ベッティングを学ぶ

スポーツベッティングが数多くの地域で合法化されるなか、初めてのベッティングに挑戦したいというスポーツファンの数は数百万人に上ります。しかしどうすればいいのか分からないという場合、どこから始めればいいのでしょうか?

  1. 不利側vs.優勢側

オッズメーカーはまず、対象となる試合でどちらのチームが優勢でどちらのチームが不利なのか、ベッティングラインを発表します。

優勢側のチームは勝つ確率が高いとされ、オッズの横にマイナスの印が付きます。一方、不利側のチームは負ける確率が高く、オッズの横にプラスの印が付きます。試合がトスアップになったら、胴元が「ピック」と声を掛けます。

2.スプレッドシート

2種類の賭けの方法のうち1つを選んで、有利側または不利側のチームに賭けます。1つめはポイントと呼ばれる、試合の点差を予想するものです。不利側にはポイントが追加され、有利側のポイントは差し引かれます。

たとえばペイトリオッツに賭けて儲けを出すには彼らが最低8点差で勝たなければならないとします。そしてペイトリオッツが少なくとも8点差で勝てば、「カバー」となります。ペイトリオッツが7点差で勝った場合は「プッシュ」となり、賭け金が戻ってきます。

3.マネーライン

マネーラインは、有利側または不利側にベットする2つめのオプションです。これは純粋にどちらが勝つかを予想するものです。

有利側には-150、-200、-500といったように、「マイナス」の数字が設定されます。有利側が-200なら、100ドル儲けるために200ドル賭ける必要があります。しかし彼らが負ければ200ドル失います。有利側は勝つ可能性が高いとされているので、そちらに賭けることには高いリスクが伴います。

  1. オーバー/アンダー(トータル)

オッズメーカーは有利側不利側のラインに加えて、両チームの合計得点の予想を設定します。これはオーバー/アンダーと呼ばれています。ベッターは試合の合計得点が設定された得点よりも多いか少ないかを予想します。

5.いくら賭けるか

最終的にどれだけリスクを負うかは自分次第ですが、おおまかな基本のルールとしては、負けてもいい分だけリスクを負う、ということが挙げられます。スポーツベッティングは短距離走ではなくマラソンです。勝てる日もあれば負ける日もあります。ここではフラットベッティング戦略の活用をおすすめします。

これは毎試合賭ける額を同じにし、1プレイごとの額は予算(賭け用に用意した資金)の1~5%に留めます。たとえば100ドルの予算で始めたら、1試合の賭け金は最大でも5ドルまでとなります。

フラットベッティング戦略を実践すれば負けが続いても予算を全て失うことは避けられ、うまくいけば優れた投資利益率(ROI)が見込めます。