【☆学長短信☆】No.106学びにおける感情・情動の重要性

学ぶことは冷静で知的な行為であるから、喜怒哀楽といった感情や情
動とは無関係ないしは邪魔、と思っていませんか。もしそうなら、それ
はとんでもない思い違いです。学びがスムーズに進むときはワクワクし
ませんか。冷たい人間関係のグループでは、共同学習も進みませんね。
幼児は、ストーブに触り「アチッ!」と激しい痛みを感じ、心臓をドキド
キさせ、驚きと恐れという強い情動を感じるとき、「あの赤いものは触っ
てはいけない」ということを、1回で学習します。他方、受験前に単語
カードで英単語を覚えようとしたとき、多くの場合ワクワクもドキドキ
もなく、何度カードをめくっても記憶できなかった経験があるでしょ
う。マウスが対象ではありますが、強いマイナス情動を伴う小さな出来
事が長く記憶されるメカニズムの解明に、脳の神経細胞集団レベルで
迫った研究もあります。
学びの場は、できればマイナスではなくプラスの情動(喜び、満足、
知的興奮、仲間との共感など)に満ちた場にしたいものです。学生はそ
のような場で、とても速やかに学ぶのです。このことが、協同作業を含
むアクティブ・ラーニングがしばしば効果的である原因の一つでもありま
す。「学習がうまくいくと、情動や感情に抱かれるように教育目標が一体
となって記憶化されます」という、美しい表現をしている人もいます。

参考文献:
●山崎勝之著『自尊感情革命』福村出版、2017.9.10.
●「強烈な体験によってささいな出来事が長く記憶される仕組みを解明
~PTSDなどの精神疾患の治療法に期待~」JSTニュースメールマガジン
No.261(2016.8.15.)
http://newsletter.jst.go.jp/u/No/404215/f5Qbi9hEFnkC_15924/404215_160815022.html

 

学生の活躍です。
(1)文部科学省と独立行政法人日本学生支援機構、それに加えて民間企
業との協働で生まれた海外留学支援制度である「官民協働海外留学支援
制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~地域人材コース」に、
今年度福山市が初めて参加し、留学希望学生の公募をしました。厳しい
審査を経て、本学からは次の5人の学生が選ばれました(全体で10人)。
国際経済学科  3年次生 小山美幸 さん
国際経済学科  3年次生 新谷一樹 君
国際経済学科  3年次生 宇都宮大樹 君
生物工学科   2年次生 片岡玲実奈 さん
海洋生物科学科 3年次生 鈴木滉己 君
おめでとうございます。それぞれとても興味深いテーマです。しっか
り学んできてください。詳細は学長室ブログで。

福山市トビタテ!留学JAPAN 地域人材コースに5人が採択!


この制度については、
https://www.tobitate.mext.go.jp/program/

(2)情報工学科をこの春卒業した竹本一哉君が、昨年10月に開催された
「平成29年度 電気・情報関連学会中国支部連合大会」で発表した研究に
より、この度、情報処理学会中国支部奨励賞を受賞しました。おめでと
うございます。
詳細は学長室ブログで。

【情報工学科】卒業生から嬉しい受賞の知らせ!

(3)第42回広島県学生弓道親善試合において、学友会弓道部は、次のよ
うな素晴らしい成績を上げました。おめでとうございます。
団体女子1位
生命栄養科学科 2年次生 佐藤香奈恵 さん
海洋生物科学科 2年次生 江木綾華 さん
生物工学科   2年次生 倉田菜々子 さん
団体男子2位
スマートシステム学科 2年次生 深坂春太 君
心理学科       2年次生 藤村天羽 君
生物工学科      2年次生 坂元真 君
女子個人2位
生物工学科 2年次生 倉田菜々子 さん
男子個人4位
心理学科 2年次生 藤村天羽 君

そして男子では、木村駿君(薬学部 3年次生)、藤村天羽君、石部友貴
君(税務会計学科 1年次生)、女子では、稲田佳奈さん(生命栄養科学科
3年次生)、佐藤香奈恵さん、倉田菜々子さんが、8月の全国大会個人戦
に出場できることになりました。おめでとうございます。そして、全国
大会での健闘を祈ります。
以上、詳細は学長室ブログで。

【弓道部】全国大会への切符を獲得!