メディア・映像学科

Department of Media and Visual Studies

学科イベント

このページでは「高校生CMコンテスト」「メディア・映像学科主催映画上映会」等、学科が実施している各種イベントについてお知らせします。

第14回高校生CMコンテスト2019

高校生CMコンテストは、映像メディアに対する高校生の豊かな感性を開花させ、その才能を支援することを目的として、福山大学人間文化学部メディア・映像学科が毎年開催しています。第14回目の今年度は<地域の魅力を発信>と題し、2つの部門で作品を募集しました。

映像の部118作品、ポスターの部332作品の応募のなかから、つぎの入賞作品が選ばれました。

映像の部

グランプリ 「千住の道も一歩から」

立教新座高等学校 吉田健太郎・石井伸武・鈴木瑛介・我妻祐磨

審査員のコメント

松尾芭蕉の奥の細道の出発地点である千住大橋をモチーフに、モノクロ映像がスタートし、 イヤフォンを外すシーンまでをオーバラップさせ、繰り返した映像が徐々に色味を増し、靴のアップで歩き出しを表現し、「歩き出せば、街の色は見えてくる」「最初の一歩を踏み出すまち南千住」の字幕へ続く。 何ともカッコよい映像に仕上がっています。 色味を増した映像も、どこか懐かしい様な憂いを持った色彩に加工されていて、引き込まれてしまいます。 最後に千住大橋を渡りながら芭蕉の帽子をかぶる芸の細かさ。 一つ残念なのは、都電の脇を歩くシーンの用意・スタートが写ってしまったところです。 演出とは思えないので、頭をちょっとカットすれば良かったのに、と思ってしまいました。

金賞 「走って 感じる 尾道!!」

広島県立尾道商業高等学校 井上 風香

審査員のコメント

走る映像と足音だけで始まる冒頭。 2カット目、3カット目と繰り返し、物語の始まりへの期待を高めてくれます。 音楽を使用せず、ナレーションや文字も入れないことで 「走る」ことがより強調されているのも良いです。 その分ラストが弱いのが残念。 「走る」ことは十分に伝わりますが「尾道の良さを感じる」ことが伝わりにくいです。 走り去っていくラストカットは尾道の名所や、 印象的な景色を活かしたカットにすればよりコピーが伝わりやすくなります。 文字の表示の仕方も工夫を感じますが、スピード感を出す斜体にしたり 字の大きさや書体、レイアウトも考えればより良くなるでしょう。

ふくりん賞 「きれいな酒、街、心」

広島県立総合技術高等学校 寳子丸 優花

審査員のコメント

西条の魅力を伝える良いコピー、タイトルだと思います。最後に心が入ることで、人はそこに住む人の魅力に惹きつけられること、そこで生み出される酒、食べ物、建物などには心がこもっているからこそ魅力的なんだということをあらためて感じさせてくれました。 そういう意味では、心のパートがお祭りをしている大勢の後ろ姿の静止画というのはもったいないです。 それと、音楽が全体の雰囲気と少しずれているように感じました。最後に音楽が途中で切れてしまうのは大変もったいないのでちゃんと編集したほうがいいです。

ふくりん賞 「Where is this」

広島県立尾道商業高等学校 大澤 麗菜

審査員のコメント

モノクロからカラーに変化し、カラー写真の色合いがきれいです。 また「ここはどこ?」と疑問を投げかけて始める工夫も良かったです。 しかし答えである千光寺が分かりづらいため せっかくの工夫が活かされていません。 景色ではなく千光寺がメインの写真を答えとして使用すれば伝わりやすくなります。 千光寺までの道のりを表現していることも伝わりにくいため 最後のコピーも疑問を残してしまいます。 素材がシンプルな分、テーマもシンプルにした方が良いでしょう。

特別賞 「八丈島の福祉の現状」

東京都立八丈高等学校 山下慎太郎・野田空記・持丸ゆい・玉置琉琳

審査員のコメント

難しい題材に正面からチャレンジしたことに、まず胸を打たれました。演じているのも高校生でしょうか。人物を隠すという意図もあるのかもしれませんがクローズアップやローアングルの撮影を駆使することで画面に緊張感が出ています。 気になるのは、一番肝心のメッセージがどのように伝わるのか、ということ。最後のコピー、控えめな表現よりも、来て欲しいということを言い切った方が、受け手の自由度が広がるということもあるのではないでしょうか。映像表現を静かに抑えたこの作品に、はっきりした言葉を加えたらどうなるか、見て見たいように思いました。

特別賞 「闇鍋すっぺ!」

茨城県立水戸第二高等学校 兼山真央・黒澤瑞季・軍司颯希・冨永いまり・古室早織・佐伯瑠羽・松尾優衣・立川陽菜・畠山美咲

審査員のコメント

カット割りのテンポが良く、画角、音にしっかり気を配っていて、CMとして完成度の高い作品。みなさんの演技も個性があって素晴らしい。 電気を消すところで真っ暗になると放送事故のような空白が生まれるので、少し何かが映っていたほうが良かったかもしれない。コンロをテーブルに置いて、炎でかすかに映る鍋や、食事をする音など。 「標準語ではなく茨城弁で話してほしかった」と審査員長のコメント。私もその方がよりユニークな作品になっていたと思った。 それはさておき、審査員全員から高評価だった作品です。

特別賞 「となりのアスパラくん」

広島県立戸手高等学校 大石裕子

審査員のコメント

まず勢いに圧倒されました。テンポが速すぎる!という意見もありましたが、それが楽しさにもなっています。高校生のスピード感を感じるところです。ノリの良さが印象的ですが、速い展開の中に実は緩急や動きがあり、絵柄のラフさー丁寧さのコントラストも意図的か天然か、とても面白く感じました。これをもっともっと狙って(場合によってはお年寄りにもガツンと伝わるように)できれば最強だと思います。 しかし最後の、新市町といえば~のロゴ(?)は、もう少し読みやすい方が良いと思います!

最終審査進出作品 「矢掛の宵」

岡山県立笠岡商業高等学校 塚本 歩大

審査員のコメント

カメラワークが良かった点です。左パン→右パン、左パン→右パン、チルトアップ→チルトダウンと、人の目の動きを誘導する様に構成されています。 オートフォーカスカメラの焦点が合うまでのタイムラグ(火の見の映像)は演出上必要ない様に感じました。

最終審査進出作品 「千光寺」

広島県立尾道商業高等学校 八塚 優

審査員のコメント

絵が動く、というのが映像の喜びの一つだと思います。止め絵での作品ですが、カメラでは捉えにくいようなシーンを描いているところに良さがあると思います。一方、文字の表現などは映像ソフトのクセなどを感じてしまうところもあり。これをもっとこの絵に引きつけたものにできたら、きっともっと印象的なものになるのではないでしょうか。

ポスターの部

金賞 「空と海のはじまりの地へ―」

香川県立坂出商業高等学校 三谷 和生

審査員のコメント

写真が実に美しい。 高屋神社の海と空の色は素晴らしいです。絶景が良く表現されています。 日本のウユニ湖の夕景も人影も素晴らしいです。 上下に配置した写真と被さる様に縦書きのキャッチコピーが半透明のフレームで描かれ、 それぞれの写真のコメントも読める程度に小さく配置され、まとまりがあります。 まるでプロの仕事の様に仕上がっています。 写真の鳥居と人物など、中心になる部分が上下揃っているとさらに良かったと思います。

金賞 「胃沸き市」

福島工業高等専門学校 北郷みなみ

審査員のコメント

コピーのインパクトがあり、レイアウトが上手いポスターだと思います。描かれている絵も、パッとみてどこか惹きつけれるものがありました。 ただ、唐揚げなので油の中に入っている絵なのかどうなのかがよく分からず、疑問が残りました。審査員によっては鉄板焼きに見えた人も。 個人的には、そこも含めて印象に残る広告として成立していると思います。いわき市と言えば、メヒカリの唐揚げなんだなということが頭に残りました。

ふくりん賞 「くれ」

広島県立尾道商業高等学校 長戸 美樹

審査員のコメント

やや白っぽい写真と、薄いシアンの背景色。そして黒の文字の組み合わせが、派手さはないものの透明感が印象的でした。フォントの選択、大きさ、そういったことをもう少しブラッシュアップしたら、クリアながらもしっかりした印象の作品になったのではないでしょうか。もう一歩を期待したくなる作品でした。 (カレーがおいしい、と、造船観光のところはもっとよい表現があるはず。一考を…。)

特別賞 「帰り道」

大阪市立東高等学校 英賀谷 彩音

審査員のコメント

淡い色合いが美しい写真に、魅力的なコピーが添えられた良質のポスターだと思います。写真全体の半分を横切る赤い鳥居と、海と空の青色の、大胆でシンプルなレイアウトを捉えた良い構図。 水平線は意図的に斜めにしたのかもしれませんが、水平でも良い気がしました。コピーの文字の見えやすさにももう少し工夫して読みやすくすることで、街中や駅に飾った時など、ポスターを目立たせることができると思います。

特別賞 「船と出会うまち 呉」

広島県立安芸高等学校 津田 瑞貴

審査員のコメント

題材が素晴らしい。 船との出会いがある町を表現するのにコンクリート船を選ぶことで 様々な船の種類があることを連想させることができます。 ただせっかくの題材が伝わりづらい。 船とすぐに分からない構図になっています。 写真で伝えることが前提ですが 「これ、実は船なんです。」などコメントを 挿入することで見る人をとどめる工夫も必要です。 また書体の種類が単調です。 タイトルは書体を変えたり、ウェイトを変更して強調するなど 文字にも意識を向けるとより良いものなると思います。

最終審査進出作品 「星のまち 交野市」

大阪市立東高等学校 井上 樹

審査員のコメント

綺麗な夕景の写真とシンメトリーな、端正なレイアウト、文字の扱いも プロの仕事の様にまとまりのあるデザインです。 残念なのは写真右上を斜めに横切る電線でしょうか。 写真をトリミングする時に入らない様にするか、写真加工ソフトで消してしまうか、 そこにも神経を使って欲しかったです。

最終審査進出作品 「『サンポ』歩けば。」

大阪市立東高等学校 猪岡 琴海

審査員のコメント

写真の選択、デザインに関してとても可能性を感じました。作者の意図や、意志を感じるのです。ただ、この写真にこのコピーが、ややうまく組み合っていないように思います。ここも大阪なのだ、笑顔があるのだ、ということを伝える言葉は、もう少し違う言葉かもしれない…ということもあるかもしれません。

最終審査進出作品 「下呂で笑顔に!!」

岐阜県立益田清風高等学校 桂川 凜風

審査員のコメント

笑顔に「変える」と「カエル」をひねったコピーは評価できます。 しかしカエルと下呂温泉のつながりが分かればよいですが このままではダジャレで終わってしまいます。 「下呂、下呂、下呂」とカエルが鳴いているように周りに挿入するなど 紹介する下呂温泉を強調する工夫があると良かったです。 書体もすべて手書き風の文字になっていますが 書体に変化を持たせることでタイトルを 強調させることもできるし、ラフ過ぎるイメージを修正することもできます。

高校生CMコンテストに関するお問い合わせ先

お問い合わせ先

〒729-0292 広島県福山市学園町1番地三蔵

福山大学人間文化学部

「高校生CMコンテスト」係

TEL: (084)936-2112(内線2223)

Eメール: cm_contest●fukuyama-u.ac.jp(●をアットマークに変えてください)

映画上映会

メディア・映像学科では、メディアに関わる重要なイベントとして「映画上映会」を行っています。これまでに震災やジェンダー等、社会的関心の高い内容に関する映画や、日本が世界に誇るアニメーション映画などを取り上げてきました。その都度、作品の制作関係者や関連分野の研究者を招いて、学生とのティーチインを行っています。それらの運営準備はもちろん、作品選定や折衝など企画から運営までのすべてに学生が積極的にかかわりながら開催しています。

2018年度映画上映会の報告

2019年1月27日(日)に『寝ても覚めても』の映画上映会を開催しました。
日時:2019年1⽉27⽇(日)
場所:福⼭駅前シネマモード
料金:高校生以下・福山大生無料(学生証をご提示ください)、
   その他は映画館規定の金額

上映会の報告を学長室ブログ学科ブログに掲載しています。右の写真は上映後のティーチインの様子で、中央にいらっしゃるのが上映作『寝ても覚めても』の濱口竜介監督です。

2016年度映画上映会の報告

2017年2月25日(土)に『子グマと満月』『ロンドンコーリング』の映画上映会を開催しました。
日時:2017年2⽉25⽇(土)
場所:福⼭駅前シネマモード
料金:無料

上映会の報告を学長室ブログ学科ブログに掲載しています。 右の写真は上映後のティーチインの様子で、右側にいらっしゃるのが上映作『子グマと満月』『ロンドンコーリング』の長崎俊一監督です。

2015年度映画上映会の報告

2015年11月21日(土)に『心が叫びたがってるんだ。』の映画上映会を開催しました。
日時:2015年11月21日(土)
場所:福⼭駅前シネマモード
料金:2,000円

上映会の報告を学科ブログに掲載しています。右の写真は上映後のティーチインの様子で、中央にいらっしゃるのが上映作『心が叫びたがってるんだ。』のキャラクターデザイン・総作画監督田中将賀さんです。

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