機械システム工学科

Department of Mechanical Systems Engineering

機械システム工学科

「ものづくり」の発想力と実践力、技術力を修得

機械システム工学科では、機械システムコースと自動車システムコースを設置し、それぞれ特色あるカリキュラムに基づき、柔軟な発想と実践力のある創造的な技術者の育成を目指しています。

学科の特徴

  1. 1

    社会ニーズに応える2コース制

  2. 2

    専門力と人間力を育む学びの実践

  3. 3

    実学に対応した実習・演習科目

研究・教員の紹介

研究紹介

太陽光発電と太陽熱利用のハイブリッド(熱工学研究室)

現在普及が進んでいる太陽光発電で、結晶シリコン系太陽電池モジュールでは強い日射しによってモジュールが高温になると出力が低下します。そこで本研究では,モジュールを間接的に水で冷却することによって出力の低下をできるだけ抑制し,同時に温度が上昇した水を給湯に利用する『ハイブリッド型太陽光・太陽熱併用システム』を構築して太陽エネルギー利用効率の向上を目指し、人と自然が共存・共栄する地球にやさしい技術の進展に貢献します。

水素による高性能チタン合金の開発(機能材料研究室)

チタン合金は「強い」「軽い」など多くの長所がある半面、曲げる・伸ばすといった加工が難しい材料です。これを改善するために、水素を使った処理によってチタン合金を一次的に水飴のようにする研究を進めています。水素を使えばある温度でチタン合金が水飴のように大きく伸びる現象(『超塑性』といいます)を示すようになるのです(日本、米国で特許取得!)。この現象を使えば加工は簡単になり、チタン合金の用途拡大につながります。

教員紹介

「学生プロジェクトを通じて楽しみながら最新の工学を学ぶ」 内田博志教授(知能機械工学研究室)

シミュレータや生体計測を利用した交通安全研究と、海中ロボットや省エネ型航空機などの移動機械の研究を行っています。交通安全研究は、広島県警察や国土交通省などとの共同で、交通事故が起きやすい道路の改良案などを提案してきました。海中ロボット研究は生命工学部や工学部の他学科と共同で、藻場(海中の藻が茂っている個所)の中の生物の生態を調べるためのロボットを開発中です。4年生の卒業研究と学生プロジェクトを通じて研究を進めており、参加メンバーの学生たちは、いろいろな研究活動を通じて楽しみながら学んでいます。

「材料の変形解析で習ったことを計算機内でシミュレーションし、実現してみよう」
真鍋圭司教授(材料強度研究室)

コンピュータシミュレーションを行うときの、その計算の中身の部分(基礎的な部分)について研究しています。棒や板を曲げる変形の計算を行うと、実際より硬い解が得られることがあります(せん断ロッキングといいます)。その回避方法について、今年度、卒業研究を行っています。数学で習う微分方程式を計算機で解いていきます。

資格、主な就職・進路

資格

機械設計技術者3級の受験を推奨しています。自動車システムコースは卒業時に2級自動車整備士の受験資格を得ることができます。他、在学中に取得できるものや、卒業後、学修した内容が役立つ資格があります。

就職・進路

機械工学はあらゆる産業の基盤となる工学です。従って卒業後に活躍できる専門領域・産業分野は機械系製造業だけではなく、多岐にわたっています。そのため、機械システム工学科では毎年非常に高い求人倍率を誇り、特に平成24年度以降は就職率100%を達成しています。高校教員(工業)、公務員、大学院進学を目指すことも可能です。