国際経済学科

Department of International Economics

グローバル人材育成

現在、どんな経済活動も日本国内で完結することはなく、「ヒト・モノ・カネ」が国境を越えて激しく移動する時代となっています。そのような中で、国際経済学科は、海外で即戦力として活躍できるグローバル人材育成に力を入れています。そのため、国際経済学科では、通常の座学だけでなく、次に紹介するような、海外留学の推奨、海外研修の実施、海外展開する地元企業への訪問などを多数行っています。

海外留学

福山大学は、現在、アメリカ、中国、ブルガリア、メキシコなど7カ国、26大学と海外学術教育交流協定を締結しており、経済学部国際経済学科では、これらの協定校への留学を強く推奨しています。実際、毎年多くの学生が、これらの大学との交換留学制度を利用して、半年間あるいは一年間の留学に旅立っています。また、それ以外にも、2018年以降、官民協働で展開されている「トビタテ!留学JAPANふくやまグローカル人材育成事業」の派遣留学生に採択された学生も多数います。そして、帰国後、彼らが留学中の充実した海外経験の魅力を在校生に伝えることで、新たな留学希望者が生み出されるという好循環が起きています。

2018年度トップテン・ニュージーランド研修

トップテン海外研修は、海外で行う問題解決型のアクティブラーニングです。備後企業をはじめ日本企業の海外拠点や、海外現地企業を訪問し、実際にビジネスに携わっている方々と議論する中で、個別具体的な問題として学生たちに考えてもらいます。2019年春に行われたトップテン海外研修の行き先はニュージーランドでした。ニュージーランドは、先進国では珍しく、農林水産業に力を入れている国です。日本の農林水産業が衰退する中で、農業の6次産業化といった方策も検討されていますが、そのヒントをニュージーランドから学んで来るのが実施の目的でした。広島県の木質総合建材メーカーW社がニュージーランドに設立した子会社の広大な植林場と製材所で研修を行いました。

2019年度バリ島研修

経済学部では、国際経済学科の学生を中心に、さまざまな異文化を体験し、国際的視野を有する学生を育成するため、夏季休暇を利用して、海外研修を実施しています。インドネシアバリ島研修は今回で7回目となり、経済学部の協定校マハサラスワティ大学外国語学部と協力し、英語研修、英語による講義、交流会、ディスカッションのみならずボランティア活動、現地の家庭訪問や伝統芸能体験など、さまざまな異文化体験を行っています。 また、現在世界ではマイクロプラスチック問題など、海洋環境汚染が注目を集めています。学生たちは日本でSDGsについても学修しています。今回の研修では、プラスチックゴミ汚染に悩まされているバリ島で、「環境について考える」をテーマに研修を行いました。

地元グローバル企業への訪問

2019年度は、国際経済学部教員の引率の下、6月に福山市神辺町のローツェ株式会社、7月には三原市の八天堂本社への訪問を実施しました。両社とも海外展開している備後企業で、両社の経営戦略や海外進出における方針とともに、グローバル人材育成に対する考え方についても、経営者や幹部の方々からお話を伺いました。学生たちはお話に熱心に耳を傾け、メモを取っていました(写真は八天堂訪問時のもの)。また、彼らは大学に戻ったのち、訪問時に学んだことをレポートにまとめたり、高校生を対象とした夏のオープンキャンパスで発表したりしました。国際経済学科では、今後もこのような企業訪問を通して、地元企業のグローバル化への取り組みを学んでゆきます。